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外壁塗装の極意!悪徳業者回避と選び方徹底ガイド|外壁塗装・屋根塗装なら遮熱外壁専門店

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山本大
日本唯一の遮熱塗料専門の施工会社「遮熱外壁専門店」に在籍する1級技能士 塗装歴17年になり、戸建てだけなく某有名商業施設病院・住宅など、業種業界を問わず多数の塗装工事を担当。高品質な塗料選定・施工管理・劣化診断など、幅広い総合的な知見を活かした、建物を守るための塗装工事を得意としています。

外壁塗装は高額な費用が必要です。仮に失敗してしまうと家の資産価値が下がってしまったり、望んでいたリフォームが適切にされないなど、大きな後悔をしてしまう可能性があります。
そのため、工事を決める際には細心の注意が必要です。

しかし、外壁塗装には残念ながら悪徳業者が存在するのも確かです。

塗装工事を成功させるためには、悪徳業者を避けて選ばなければいけません。
そして、業者選びのための知識も必要です。

そこで、ここでは悪徳業者を避けるための注意点から始めて、業者の選び方など、必要な知識を取り上げます。

Contents

1.外壁塗装における悪徳業者の手口と対策を知ろう

悪徳業者に引っかからないためには、契約前の注意点を把握することが大切です。
仮に、この点の知識に欠けていると悪徳業者の言われたままになり、騙されてしまうリスクが高まります。

また、価格や手口などに関する知識があると、安心できる業者選びが出来るようになります。

そこで、、、ここでは、契約前の注意点から費用についての知識、悪徳業者の手口などをご紹介いたします!

悪徳業者の特徴に警戒!契約前の注意点

まずは契約前の注意点について取り上げましょう。
契約を一旦取り交わしてしまうと、後で面倒な事態にもなり得ます。
そのため、契約前に回避する方がベターです。
それでは、どのような点について注意すべきでしょうか。
重要な項目を挙げて解説しましょう。

工事請負契約書

外壁塗装請負契約書は塗装業者と取り交わす文書の中でも最も重要です。
確かに、契約は口頭でも可能なのですが、「言った・言わない」のようなトラブルになるケースがあるため、絶対に取り交わしておきましょう。
また、契約書に次の点が記載されているかも確認しましょう。

  • 工事名・工事場所・工事期間
  • 契約日
  • 請負金額(契約金額)
  • クーリングオフ(訪問販売・自宅での契約などの場合)
  • 支払条件
  • 保証内容(保証の対象となる部分や期間など)
  • 押印

取り交わしのイメージとしては全部の項目に目を通し、両者の合意の証拠として押印をする恰好です。

工事内容

工事内容を確認することも重要です。
工事内容を確認しておかないと、最悪は手抜き工事をされるかもしれません。
例えば、一般的には外壁の塗装は3回塗りです。
しかし、業者によっては「2回塗りで性能は変わらない」などと無理な説明を押し付けて来ます。こちらが知らないことを狙った悪質な手段です。
当然ながら、2回塗りと3回塗りでは仕上がりが完全に違います。
耐用年数などに影響が出ますし、他の性能も落ちてしまいます。
このように、事前の工事確認は重要です。
確実に行うことが不可欠です。

金額

事前の金額の確認も非常に重要です。
金額の確認を忘れてしまうと、後から追加料金を請求して来る場合があります。
しかも、追加料金を膨らませて来るかも知れません。
ですから、事前に確認しておくことが大切なのです。
なお、この段階で確認が必要なのは見積書の明細です。
見積書が細かく書いていない場合は、金額が曖昧なので、追加料金が要求されることがあります。費用をだまし取られないためにも、事前に金額を詳細まで確認しておきましょう。

追加工事の有無

追加工事の有無も確認しておくことが必要です。
仮に、工事の有無をしっかり確認しておかないと、後で工事の必要性を主張される可能性が出て来るからです。
そして、工事を強引に押し切られてしまい、余計な費用を請求されることもあり、場合によっては高額な工事を請求されてしまうこともあります。
ところで、追加工事に関して知るためには外壁塗装に関する知識が必要です。
こちらが知らないところを付けこまれないためにも、外壁塗装の種類や工事に関しての情報を収集しておきましょう。

支払条件

支払条件についても確認しておきましょう。
確認事項としては、支払いのタイミングと支払い方法があります。
施工のどの段階で支払うのか、分割するのかなどのチェックも必要となるでしょう。
また、支払い方法としては現金の他にも、クレジットカードや金融機関のローンの利用などもあります。クレジットカードの場合はポイントが付く場合もあるので、人によっては魅力的かも知れません。
ちなみに、自治体によっては外壁塗装に補助金を設けているケースがあります。手続きを誤ると支給されない場合があるので、申請方法や手順などをしっかりと確認をしましょう。

請負契約約款

契約においては契約書が最重要ですが、それに併せて契約約款も必要になります。
そして、外壁塗装工事の際に取り交わされるのが「請負契約約款」です。
請負契約約款には工事の際の取り決めや、トラブル発生時の対応方法などが謳われています。
これによって、業者がどのようなアクションを起こすかが決まるので重要です。
なお、請負契約約款には専門用語が並んでいる場合が多いです。読んで理解するためには知識が必要なので、事前に勉強しておきましょう。

見積書の詳細

見積書の詳細も確認が必要です。
住宅のどの部分にどのような工事をして、どれくらいの費用が発生しているかを見積書の詳細で確認しましょう。また、見積書にはどのような塗料を使うかの記載もあります。
それによって塗装の耐用年数をはじめとした性能が分かるので重要です。
ほかにも工事の内容が書いている場合もあり、いずれも重要です。
なお、見積書の詳細が曖昧な場合はどのような工事をされるかが分かりません。
工事の品質保持と費用の明確化のためにも、詳細まで確認しておくことが大切です。

アフターフォロー

アフターフォローの内容確認も重要です。
仮に、塗装工事の後でトラブルに見舞われても、アフターフォロー体制がしっかりしていれば、問題なく不具合の対応ができるからです。
もしもの時に備えて、アフターフォローの工事の範囲や期間、有償か無償かなどの確認をしておきましょう。
ところで、工事業者には倒産のリスクがありますが、仮に倒産されてしまうと、アフターフォローを受けられなくなってしまいます。
しかし、リフォーム瑕疵保険に業者が登録していれば、不具合があっても補修費用は保険会社に請求可能。業者の登録の有無を確認しましょう。

外壁塗装の相場価格と適正価格の見分け方

次に、外壁塗装の相場価格と適正価格の見分け方について紹介します。
物を購入する時には相場価格を知ることは非常に大切ですが、これは外壁塗装についても同じです。仮に、大きく外れていると不正の有無も疑われるからです。
では、どのような点が必要な項目となるのでしょうか。

平米単価を確認する

塗装の平米単価の確認は非常に重要です。
平米単価が分かれば、外壁の面積から概算の費用が算出できるからです。
さて、外壁塗装に使用する塗料にはグレードがあり、それによって費用と性能が異なります。
耐久性の高い高性能の塗料であれば高価で、低い性能のものが安くなるイメージです。
そのため、自宅の塗装に何を使うか決めれば平米単価が算出できます。
なお、この計算は予算から塗料を選ぶ際にも使えます。
外壁の面積を出さなければいけませんが、確認しておくことがオススメです。

工事の仕様を決める

塗装の相場を知るためには工事の仕様を決めておく必要があります。
というのも、工事の仕様によってコストが異なるからです。
前述のように塗料にはグレードがあり、それによって費用が異なります。
また、工事によっても費用は違います。例えば、ローラーで塗る場合とコテで仕上げる場合では、工事に掛かる手間が違うため、発生する工事費が変わります。
工事の相場は工事費を比較することによって分かります。
比較のためにも、仕様を決めておくことが大切です。

極端に安い業者は危険

費用の安さは非常に魅力的です。しかも、数十万円も違うならば、思わず見入ってしまうことかも知れません。
しかし、あまりにも安すぎる業者には注意しなければいけません。
というのも、手抜き工事を行っている危険性があるからです。
例えば、グレードの低い塗料を使ったり、規定の回数より少ない回数で終わらせてしまうことがあります。当然ながら、そのような仕様では性能は十分ではありません。
なお、工事が終わってしまうと、外からは手抜きが見破れないケースも少なくありません。
業者選定の時点で気をつけなければいけないのです。

ハイスペックの方が安い場合もある

状況にもよりますが、ハイスペックの塗料を選ぶ方がトータルで安くなることがあります。
これは、高性能の塗装は耐用年数が長いためです。
例えば、耐用年数が10年レベルのものと20年レベルのものを比べれば、20年の間に前者は1回塗り直さなければいけません。
しかし、後者は塗る必要はなく、工事費が安くなります。
ただし、この塗装は1回の塗装工事が高くなります。
トータルで考えることが必要となるでしょう。

悪徳業者に対する劣化診断の重要性

悪徳業者の手口を見破るためには、その業者の手口の「特性」を知ることが非常に重要です。
そこで、ここで悪徳業者の手口を取り上げます。
また、悪徳業者に対抗し得る資格について紹介いたします。

悪徳業者の手口

悪徳業者は代金の持ち逃げなどの費用絡みのトラブルも多くあります。
さらに、工事内容でのトラブルも少なくありません。
それでは、どのような手口があるのでしょうか。
悪徳業者がよく使う手口を挙げてみましょう。

  • 塗り回数を少なくする
  • オリジナルと称する塗料を勧めて来る
  • 使用期限の切れた塗料を使う
  • 違う色の塗料を使う

いずれも素人では分かりにくい巧妙な手口です。
施工後では分からない場合も多いので、注意をしなければいけません。

外壁塗装の国家資格:1級塗装技能士(国土交通省国家資格)

塗装の資格には、1級・2級・3級とあります。
そのうち、1級技能士のみが国土交通省による国家資格の技能者となります。
1級塗装技能士を受験するためには、数年の実務経験が必要です。
7年以上、または2級合格後に2年以上、3級合格後に4年以上の実務経験があることが、受験の条件とされています。
国家資格となる1級技能資格の合格率は40%前後になります。
実務経験が長い職人でも10人に4人しか受からない狭き門となっております。
知識と経験の両側面を兼ね備えている1級技能士に依頼をすると、確かな診断と工事が受けられます。

2.信頼できる外壁塗装業者の選び方: 必須ステップ

外壁塗装業者を選ぶ方法は闇雲ではいけません。
手順を踏んだ方が良い業者を選びやすくなります。
それでは、どのような手順を踏むべきかをご紹介いたします。

無料で受けられる施工事例と候補の比較

塗装業者に相談すれば、多くの会社は過去の施工事例を見せてくれ、候補に関しても相談を受けてくれます。それによって塗装業者の技術力や提案力を見ることができるので、絶対に欠かすべきではありません。
それでは、施工事例の比較と候補の比較の際には、どのような点に気をつけるべきでしょうか。

施工事例の比較

まずは施工事例の比較です。これは複数の業者の技術力の比較とも言えるので、非常に大切な工程と言えます。
比較は似ている仕様の建物、色調、塗料の種類の比較がベターです。
なお、建物の周辺環境も知っておくとより良い比較ができます。と言うのも、塗装は周辺環境によって劣化のスピードが異なるからです。特に日照条件が重要なので、建物の向きを押さえておくべきでしょう。

候補の比較

塗装業者に相談すると塗装のサンプルを見せてくれます。
それによって、塗装の候補を決めます。サンプルの比較が候補の比較にもなるので重要です。
確かに、塗料の色はカタログなどにも記載があるのですが、印刷では塗装の状態まで表現しきれません。あくまでも、サンプルでの比較が必要です。
特に、光沢を強調するような塗装とマット調の色調では全く異なりますし、テクスチュアは紙のカタログでは表現しきれません。サンプル比較による候補の決定は重要となるのです。

業者への相談と確認ポイントの活用

外壁塗装を行う上では業者への相談が欠かせません。そして、相談にあたっては確認ポイントを決めて行った方が話がスムーズに進みます。
そこで、ここでは業者への相談の重要性を確認し、相談時に確認すべきポイントを挙げて解説します。

業者への相談の重要性

業者との相談は何にも増して重要です。と言うのも、塗装を決めるためには専門的な知識が必要だからです。
例えば、コストと耐用年数を実際的に比較するためには業者の見積もりが欠かせません。また、どのグレードにするべきかの判断も業者のアドバイスを要します。
仮に、相談をなおざりにするならば、イメージと異なる仕様で仕上がってしまうリスクも出てきます。思っていなかった色調の家になってしまったり、予算オーバーしてしまう場合もあり得るのです。

業者に確認するポイント1:塗装の仕様

次に、業者に確認するポイントを挙げてみましょう。
ポイントとして最初に挙げられるのが「塗装の仕様」です。
どのような色調にするか、どのグレードにするか、材料は適切なものを使っているか、どのような仕上げにするかが決まるので、しっかりと確認をしましょう。
なお、業者からは「可能な塗装」だけでなく「困難な塗装」も聞くべきです。困難な仕様をゴリ押しして仕上げが悪くなっては損失になってしまいます。

業者に確認するポイント2:金額

金額に関する確認も非常に大切です。
これは契約書や見積書に記載がありますが、相談するときに改めて確認する方が良いです。
相談する際に確認しておけば、すれ違いや勘違いのリスクが減るからです。
なお、このときに支払い条件についても確認しておけば、失敗するリスクが更に下がります。

業者に確認するポイント3:工期

工期の確認も非常に重要です。
塗装工事は近隣にも迷惑が掛かります。そのため、工事の前には周囲への説明がなくてはいけません。その際には工事のスケジュールのアナウンスも必要なのです。
業者に相談する際には工期についても確認をしておきましょう。

業者に確認するポイント4:アフターフォロー体制

前述の通り、外壁塗装においてアフターフォローは非常に大切です。
仮に塗装工事に不具合があった場合、アフターフォロー体制の状態によって、受けられるサービスも異なるからです。
工事で不利益を被らないためにも、相談の際にもアフターフォロー体制を確認しましょう。

業者に確認するポイント5:保証に関する体制

業者に相談する際には保証に関する体制も聞いておきましょう。
特に重要なのが、仮に業者が倒産した場合の保証です。前にも述べたように、リフォーム瑕疵保険への登録などを確認しておきましょう。

業者に確認するポイント6:近隣への対応

近隣への対応も非常に重要です。
工事の説明のほかにも、あいさつもしなければいけません。
業者がどこまで対応するのかを相談の際にしっかりと確認をしましょう。

業者に確認するポイント7:免責事項

一旦契約を取り交わしたならば、その契約は遵守されなければいけません。
しかし、自然災害の発生など、不可抗力となるアクシデントも無いわけではありません。
そのため、契約には免責事項を設け、お互いが確認をしておく必要があります。
契約の免責事項は意外にデリケートな条件が含まれるので、「ここまで必要か?」と思うこともあるかも知れません。しかし、何が起こるか分からないので、しっかりと確認をしておきましょう。

業者に確認するポイント8:追加工事について

追加工事の有無は高額な費用が発生し得るため気をつけなければいけません。業者選びの前の段階での確認も重要なのですが、相談する際には改めて確認をしておきましょう。
また、仮に追加工事の可能性がある場合には、どれくらいの費用が考えられるかを聞いておく方がベターです。工事の途中で見つかる不具合もあるので、工事と費用の必要性は一概には言えませんが、概算でも聞いておきましょう。

適切な見積りと契約内容の確認

外壁塗装工事の工事箇所は範囲が広いため、見積りの詳細もそれだけ項目が多くなってしまいます。
また、契約の内容も項目が多いです。
しかし、両者とも確認は欠かせません。では、なぜ確認が必要なのでしょうか。

見積り内容の確認が重要な理由

見積もり内容の確認が重要なのは、費用がどれくらい発生するかだけでなく、工事の詳細まで分かるからです。
例えば、外壁塗装は3回塗りが基本ですが、見積書にそれが謳われているかが、適切な工事が行われるか分かるので非常に大切となります。
また、相見積もりを取る場合でも、費用の比較だけでなく工事の比較もできるので重要となるのです。

契約内容の確認が重要な理由

契約内容の確認は「サービスの範囲の確認」でもあるので非常に重要です。
どこをどのように工事をして、どれくらいの費用となるか、どの部分が免責事項になるか、書面で残すので非常に重要なのです。
逆に、契約内容が曖昧だと、サービス内容についてトラブルにも発展し得ます。不必要なトラブルの回避のためにも契約内容の確認は欠かせないのです。

3.外壁塗装の成功事例と失敗事例

外壁塗装工事はプロの仕事ですが、やはり人の仕事のため、失敗がない訳ではありません。そのため、失敗を回避するための工夫が要求されます。
そこで、ここでは外壁塗装での成功した事例と、失敗しないために学ぶべきポイントを取り上げます。

成功事例:良い結果を出した実際の事例

まずは成功事例を挙げてみましょう。
業者選びにおいて、過去の現場チェックは欠かせません。
そして、成功事例の確認によって、その業者の力量が分かります。
では、どのような成功事例があるのでしょうか。

色あせ

色あせは外壁表面の色が変わってしまう現象で、発生すると家が古ぼけて見えてしまいます。
また、色あせは日照条件などによっても発生が異なるため、進行が一様ではない場合が多いです。
この現象の対処方法としては再塗装が基本です。
成功事例は業者の現場写真などで分かります。チェックしましょう。

チョーキング

チョーキングは表面の劣化によって起こる現象。外壁の表面に白い粉が付く感じになります。
さて、チェーキングが進むことによって外壁材の撥水性は落ちてしまいます。水が染み込みやすくなるのです。
そうすると外壁材に反りが発生することもあり、最悪は外壁材に隙間が出来ることもあります。この隙間から雨水が入ると、内部の部材を腐らせる場合もあるのです。
チョーキングの対応も再塗装です。塗装によって撥水性を上げ、水の侵入を防ぎます。
なお、成功事例のチェックは写真の確認で可能です。業者に見せてもらいましょう。

ひび割れ

外壁材にひび割れが発生する場合があります。例えば、地震などにより局部的に外力が加わると、その部分に割れが発生するのです。
なお、隙間を放置すると壁の内部に雨水が侵入してしまいます。
対策としてはコーキングなどで隙間を埋めます。
成功事例のチェックは現場写真になるのですが、部分をアップしなければ写せないので写真があるかどうかは微妙です。一応聞いてみましょう。

カビ・コケ

外壁部分の湿度が高いとカビやコケが発生することがあります。
これは物理的に落とす必要。その上で塗装を掛けての対応です。
このチェックも現場写真によります。業者と相談する際に尋ねてみましょう。

雨漏り

雨漏りは非常に重要な問題です。居室内を汚すだけでなく、壁の内部の部材を腐らせることもあるので、早急に対応しなければいけません。
対応は塗装とコーキング部分のメンテナンスがメインです。
なお、このチェックは口コミ情報で確認できます。地元の評判を聞くと良いでしょう。

失敗事例:後悔しないために学ぶべきポイント

次に、後悔しないために学んでおきたいポイントを挙げましょう。
外壁塗装は確かに業者に任せておいても問題がない場合が多いです。しかし、トラブルはゼロではありません。後悔しないために学ぶべきポイントはあるのです。
では、どのような点を学ぶべきでしょうか。

塗料の特性を学んでおく

先にも挙げた通り、塗料にはグレードがあり、コストと性能がグレードによって異なります。
また、遮熱などの機能を持たせた塗料もあります。
塗装を選ぶ側としては、これらの特性を知っておくべきです。失敗しないためにも勉強しておきましょう。

耐用年数を学んでおく

耐用年数を知っておくことも大切です。
というのも、長期的に考えた場合、ハイスペックの塗料を選ぶ方が安く上がるからです。
そのためには塗装の耐用年数を学んでおくべきでしょう。

施工方法を学んでおく

施工方法についても学んでおきましょう。
これは、施工によって仕上がりが違うからです。施工の違いによって、どのように仕上がりが変わるのかを知れば、失敗は減ります。

費用について学んでおく

費用についての知識も欲しいです。
具体的には塗装によってどれくらい平米単価が異なるか。コーキングの費用はどれくらいになるのか。足場代はどれくらい発生するかなどです。
予算オーバーを避けるためにも事前に勉強しておきましょう。

4.外壁塗装のトラブルとその対処法

あってはならないことなのですが、外壁塗装は工事の品質によってトラブルが発生することがあります。また、費用面でのトラブルもない訳ではありません。
ここでは外壁塗装のトラブルと対処方法を取り上げましょう。

一般的なトラブルとその解決策

まずは一般的なトラブルと解決策を挙げてみましょう。

色が違った

相談する時に意思疎通が上手く行かないと、違う色に仕上げられてしまいます。
解決策としては、新たな色を塗ることなのですが、費用をどのようにするかが困難な問題になりがちです。
いずれにしても、意思疎通が出来てれば回避可能なトラブルなので、最初の段階で話しておきましょう。

塗装がすぐに剥がれた

このトラブルは施工不良によるケースが多いです。特に、下地処理が不適切な場合に発生します。

対策としては再塗装となりますが、業者選びをしっかりしていれば回避は可能です。

サビが出て来た

外壁の金属部分からサビが発生して、塗装の上まで目立つようになるケースがあります。
これも下地処理が不適切な場合に発生します。業者選びが回避の手段です。

塗料が周囲に飛んだ

これは業者の準備によるトラブルと言えるでしょう。

飛散防止ネットを適切に付けているかが大きなポイントとなります。

これも業者選定によって回避が可能です。

「解約したい」と言ったら違約金を請求して来た

これは契約書の確認漏れなどによるトラブルです。

契約書の確認と相談の際に契約の詳細を確認しないと発生します。

対策としては、相談の際に「何を確認するか」をはっきりとさせることが挙げられます。

費用の説明が不十分

見積書の説明や支払い条件の説明が不十分の場合もトラブルに発展し得ます。

これは相談する時点で不明確な点を突っ込んで聞くことにより回避ができるでしょう。

職人のマナーが悪い

職人のマナーが悪い場合もトラブルに発展し兼ねません。

例えば、近隣の方々への対応などです。特にタバコの吸い殻の不始末などがあれば厄介な問題になり得ます。

対処方法としては、業者選定時に社員教育が徹底されているかによって判断が可能です。

法的な保護とクーリングオフについて

トラブルが大きくなった場合には法的な対応も必要となり得ます。

場合によってはクーリングオフもしなければいけません。

ここではクーリングオフについて紹介します。

塗装工事でもクーリングオフは可能

クーリングオフは消費者保護の制度です。対応範囲は広く、外壁塗装も含まれます。

ところで、外壁塗装の業者の中には「クーリングオフは効かない」と言ってくるケースがありますが、それはウソです。クーリングオフは時間が限られるので、時間稼ぎのためと思われます。

こんな場合はクーリングオフが効かない

しかし、クーリングオフが効かない場合は確かにあります。

例としては次のようなケースです。

  • 正規の契約書で契約を結び、8日を過ぎた場合
  • 契約者自身で業者を呼んだり、業者の事業所に行って契約をした場合
  • 契約金額が3,000円未満の場合
  • 過去1年間に取引実績のある業者と契約を結んだ場合
  • 日本以外の国で契約を取り交わした場合

このようなケースを避けることが防衛となります。契約の前に覚えましょう。

困ったときの連絡先

トラブルが発生した場合、自分での解決が難しい場合には国民生活センターに連絡する方が良いです。

クーリングオフは可能となる期間が短いため、不備を感じたら急いで連絡しましょう。

5.外壁塗装に必要な知識とサービスを活用しよう

外壁塗装工事の業者任せは望ましくありません。失敗しないためにも自分でも勉強すべきです。

では、どのような点について勉強をすべきでしょうか。

塗料選びと施工方法の基本ポイント

最初に挙げられるのが塗料選びと施工方法の基本ポイントです。

主なものを次に挙げて解説します。

耐用年数

前述のように外壁に使う塗料にはグレードがあり、それによってコストと耐用年数が異なります。例えばシリコン系の塗料より無機系の方が性能は良いが費用は高い…といった具合です。

そのため、各グレードの塗料の耐用年数を知っておいた方が塗料選びの点でベター。それぞれの塗料について調べておきましょう。

コスト

コストも非常に重要なので、ある程度の相場は知っておくべきでしょう。

これは、一応の目安がネットで調べられます。ネットを活用して概算を調べておくべきです。

なお、コストを優先させるか塗料の性能を優先させるかはケースバイケースです。予算と自宅の状態の両方から判断する必要があります。難しい場合が少なくないので、よく考えて決めましょう。

塗料の機能

塗料には特殊な機能を持つタイプもあります。

代表的なのが遮熱塗料で、日射による温度上昇を緩和できる便利な塗料です。

夏場は35℃を超える猛暑も今では珍しくありません。その暑さ対策のためにも遮熱塗装は有用です。塗料選びの際には候補に入れると良いでしょう。

施工方法による仕上がりの違い

施工方法によって仕上がりが違います。また、発生するコストも異なります。

これは発生する手間の違いによる費用の差から来るものです。費用の違いをあらかじめ知っておけば、トラブル回避に役立ちます。

適切な外壁リフォーム時期と状況判断

外壁リフォームはタイミングがあり、タイミングを逃すと余計な費用が発生してしまいます。

そのため、タイミングに関する知識も必要です。また、タイミングを知るためには外壁からの状況判断も必須となります。

そこで、ここでは外壁リフォーム時期と状況判断について取り上げましょう。

外壁リフォーム時期について

外壁リフォームは塗装の効果が薄くなったタイミングで行うのが基本ですが、一応の目安として10~15年と言われます。

ただ、外壁塗装は日照条件や温度など、晒される環境条件によって異なるので、あくまでも目安と考えるべきでしょう。

状況判断のポイント:塗装

まず挙げられる点が塗装部分です。

前述のように、塗装が劣化すると色あせやチョーキングなどの現象が発生します。

そのまま放置すると悪化して水が入り込む場合があり、危険です。

状況判断のポイント:コーキング部分

コーキング部分も判断の上で重要です。仮に異常が発生した場合には水の侵入を許すからです。

コーキング部分に割れや剥がれが見つかった場合には、壁の内部への水の侵入が心配されます。早めの対処が必要です。

状況判断のポイント:ひび割れの有無

前述のとおり、外壁材は地震などでひび割れが発生する場合があります。

ひび割れが大きくなると、水の侵入を許してしまいます。目立ちはじめたら、工事を検討すべきでしょう。

メーカー保証とアフターサービスの重要性

前にも述べたように、塗装にはアフターサービスが非常に重要で、契約書などにも謳われなければいけません。

しかし、アフターサービスそのものに関する知識が無いならば片手落ちです。

そこで、ここでは外壁塗装のアフターサービスについて解説します。

塗料のメーカー保証とは

塗料のメーカー保証はあくまでも「塗料の品質保証」までです。

ですから、塗装後の塗膜の性能は適用外になります。

例えば、塗装には「引っ掻きへの抵抗力」がありますが、そのような項目は塗装工事の状況にもよるので、適用外になるのです。

メーカー保証とアフターサービスの違い

このように、メーカー保証は塗料の品質保証までです。ですから、アフターサービスとは概念そのものが違います。

というのも、アフターサービスは「現場の点検」まで含まれるからです。そして、業者によっては独自に保証体制を持っているところもあります。

点検のシステムなどは塗料メーカーは持っていません。アフターサービスとは違うのです。

6.遮熱外壁専門店で安心の外壁塗装を実現する方法

前述のように、外壁塗装には遮熱塗装があり、屋外の気温の上昇から室内を守るものがあります。

これからの時代には必要な塗料なので、ここでは遮熱塗装について述べましょう。

遮熱外壁専門店の運営実績とサービス品質

遮熱外壁塗装には専門店があります。

専門の会社は塗料の特性を熟知し、施工のノウハウも他の業者よりハイレベルです。

また、運営実績もあるため信頼性が高いです。

サービスの品質も高いので、外壁塗装の必要を感じたならば相談すると良いでしょう。

住まいのプロフェッショナルによる無料相談・診断

遮熱塗装をする家は状況によって施工条件を変えなければいけません。また、住宅の診断も必須です。仮に、診断を誤ると塗装の性能が出ないこともあるからです。

さて、遮熱塗装の専門業者はこの点でもハイレベルです。相談・診断も無料のところがあるので、外壁塗装の必要を感じた際は相談をオススメします。

7.まとめとチェックリスト

外壁塗装について、悪徳業者の回避から対処までを述べました。

ここでは、今まで述べた内容の総括をしてみましょう。

外壁塗装を依頼する前の最終チェックポイント

外壁塗装の最終チェックポイントをまとめてみました。いずれも依頼する前に気を付けたい点です。

  • 工事請負契約書
  • 工事内容
  • 金額
  • 追加工事の有無
  • 支払条件
  • 請負契約約款
  • 見積書の詳細
  • アフターフォロー

また、依頼する側として勉強すべきことは塗料の耐用年数をはじめとする性能、そして遮熱性をはじめとする機能です。

いずれも非常に大切な項目です。トータルしてチェックすることが必要となります。

まとめ

外壁塗装について述べました。悪徳業者の解説からはじめ、業者の選び方、塗装の性能などまで、理解が深くなったことと思います。また、クーリングオフなどの防衛策もイメージが出来たことでしょう。

外壁塗装は業者任せには出来る工事ではありますが、業者任せにしてしまうと思わぬトラブルに発生することもあり得るので、注意が必要です。

外壁塗装工事で後悔しないためにも、依頼する側として可能な限りの情報を収集しておきましょう。