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目次

ABOUT USこの記事を書いた人
遮熱外壁専門店の1級塗装技能士山本大のプロフィール画像
山本大

国家資格1級塗装技能士。
江東区で三代続く塗装職人の家に生まれ、地域に根ざした外壁塗装・屋根塗装を行っています。
「遮熱外壁専門店」として、確かな技術と誠実な施工を大切に。
おかげさまで江東区で口コミ評価No.1をいただいております。
これからも“安心して任せられる塗装店”として、現場の声をお届けしてまいります。

こんにちは、1級塗装技能士の山本です。

今日は、普段とは少し違う施工方法をご紹介します。「吹付塗装」です。

通常、外壁塗装はローラーで塗るのが主流ですが、状況によっては吹付塗装を行うこともあるんです。

今日は、その吹付塗装について詳しくお話しします。

吹付塗装とは?

吹付塗装とは、エアスプレーガンを使って、塗料を霧状にして吹き付ける塗装方法。

塗料が細かい霧になって壁に付着するので、ローラー塗装とは違った独特の質感が生まれます。

吹付塗装のメリット

①美しい仕上がり

吹付塗装の最大の魅力は、その美しさ。

ローラー塗装だとローラーの跡が残りますが、吹付だと均一で滑らかな仕上がりになります。特に、リシン仕上げやスタッコ調の質感を出したい時には、吹付が最適なんです。

②複雑な形状に対応

凹凸が激しい壁や、細かい装飾がある部分は、ローラーだと塗りにくい。

でも吹付なら、霧状の塗料が隅々まで行き渡ります。デザインサイディングの溝や、装飾部分も綺麗に塗れるんです。

③作業スピードが速い

広い面を塗る場合、吹付はローラーより速く仕上がります。

ただし、養生に時間がかかるので、全体としての工期はそれほど変わりません。

吹付塗装のデメリット

メリットばかりではありません。デメリットもあります。

①塗料の飛散

吹付は、塗料が霧状になって飛散します。

だから、窓や車、隣家への飛散防止のため、徹底的な養生が必要。養生シートで周囲をしっかり覆わないと、トラブルの原因になります。

②塗料のロスが多い

吹付は、塗料が空中に飛散する分、ローラーより多くの塗料が必要になります。

コストがやや高くなることもあります。

③音が大きい

エアコンプレッサーの音が結構大きいんです。

住宅街では、近隣への配慮が必要。作業時間を調整したり、事前にご挨拶に伺ったりします。

ローラーと吹付、どう使い分ける?

私たちは、状況に応じてローラーと吹付を使い分けています。

ローラーが向いている場合

  • 平滑なサイディングやモルタル壁
  • 住宅密集地で飛散が心配な場合
  • コストを抑えたい場合
  • 厚い塗膜を形成したい場合

吹付が向いている場合

  • 凹凸が激しい外壁(リシン壁、スタッコ調など)
  • 装飾が多い外壁
  • 新築時の質感を再現したい場合
  • 広い面積を短期間で仕上げたい場合

今回のお宅は、凹凸が激しいリシン仕上げの外壁。ローラーだと凹部に塗料が入り込みにくいので、吹付を選択しました。

吹付塗装の流れ

①徹底的な養生

養生を徹底した上での吹付塗装作業|窓やサッシ周りをしっかり保護

吹付で最も重要なのが、養生。

窓、ドア、雨樋、エアコン室外機、植栽…全てを養生シートで覆います。隣家との境界も、飛散防止ネットでしっかりガード。

この養生作業だけで、半日以上かかることもあります。でも、ここを丁寧にやらないと、後でトラブルになるんです。

②スプレーガンの調整

エアスプレーガンの圧力や、塗料の粘度を調整。

塗料が濃すぎると詰まるし、薄すぎると垂れてしまいます。適切な粘度に調整して、試し吹きで確認。

この調整が、仕上がりを左右するんです。20年の経験があるからこそ、ベストな設定が分かります。

③吹付作業

リシン外壁への吹付塗装の様子|細かい霧状の塗料が均一に付着していく工程

いよいよ、吹付開始。

スプレーガンを壁から30〜40cm離して、一定の速度で動かしながら吹き付けます。

ポイントは、「均一に動かすこと」。速すぎると塗料が薄くなるし、遅すぎると垂れてしまいます。

横方向、縦方向と何度も重ねて吹き付けて、ムラなく仕上げます。

④2回目の吹付

職人がスプレーガンで外壁上部を吹付塗装する様子|丁寧な塗布でムラのない仕上がりに

1回目が乾燥したら、2回目を吹き付け。

吹付も、ローラーと同じく「3回塗り」が基本。下塗り→中塗り→上塗りの工程を守ります。

手抜き業者は、吹付だからと1回で済ませることもありますが、それでは耐久性が出ません。

吹付作業で気をつけていること

①風向きのチェック

吹付は、風の影響を受けやすい。

風が強い日は作業を避けて、風向きを確認しながら慎重に作業します。隣家への飛散を防ぐためです。

②近隣への配慮

吹付作業の前には、必ず近隣の方にご挨拶。

「明日から吹付作業を行います。音が大きくなりますが、ご理解ください」と丁寧にお伝えします。

作業時間も、朝早すぎたり夕方遅すぎたりしないよう配慮。トラブルを防ぐためには、コミュニケーションが大切なんです。

③安全管理

吹付作業では、塗料が飛散するので、作業者は防護マスクを着用。

塗料を吸い込まないよう、しっかり保護します。安全第一です。

完成後のお客様の反応

上塗り完了後の外壁|吹付特有の立体感ある美しい質感が蘇った仕上がり

作業が終わって、お客様に見ていただきました。

「わぁ、すごく綺麗!新築の時の質感が戻った!」

お客様も大変喜んでくださいました。

実は、このお宅は以前に別の業者にローラーで塗装されたことがあったそうです。でも、リシンの凹凸部分に塗料が入り込まず、ムラができてしまったとのこと。

「今回は吹付でやってもらえて、本当に良かったです。新築の時みたいになりました」

そう言っていただけて、嬉しかったです。

ローラーと吹付、どちらも対応できる強み

私たちは、ローラー塗装も吹付塗装も、両方対応できます。

外壁の状態やお客様のご要望に応じて、最適な方法を選択。「うちはローラーしかできません」「吹付専門です」ということはありません。

それが、20年の経験で培った技術力だと自負しています。

お客様に最適な塗装方法をご提案

「うちの外壁、ローラーと吹付、どっちがいいの?」
「以前の塗装、ムラができて失敗した…」
「リシン壁を新築時の質感に戻したい」

そんなご相談があれば、ぜひお気軽にどうぞ。

1級塗装技能士の私、山本が直接お伺いして、外壁の状態を確認。ローラーが良いか、吹付が良いか、最適な方法をご提案します。

お見積もりは無料。ドローンでの外壁点検も無料で行っています。

江東区を中心に、東京・埼玉エリアで対応していますので、お気軽にご相談ください。

それでは、また次回!

遮熱外壁専門店 1級塗装技能士 山本