syanetsugaiheki.com
練馬区A様邸の屋根カバー工事。コロニアルNEOの劣化をガルテクトでカバーし、天窓からの雨漏りを補修。軽量でスタイリッシュなシェイドブルーの屋根に仕上げました。

【練馬区 屋根カバー工事】コロニアルNEOをガルテクトで一新。天窓の雨漏りも解消

屋根カバー
練馬区A様邸の外壁塗装事例。バイオ高圧洗浄とひび割れ補修で白い外壁を再生し、清潔感のある明るい印象に仕上げました。

【練馬区 外壁塗装】ひび割れ補修と安心の職人仕上げの美しい白壁に再生

外壁塗装
江戸川区 M様邸 屋根葺き替え後のドローン全景。スーパーガルテクトにより軽量化と断熱性を両立した美しい仕上がり。

【江戸川区 屋根葺き替え】瓦屋根からスーパーガルテクトへ!軽量で耐震性と断熱性を両立した施工事例|M様邸

屋根葺き替え
江戸川区 M様邸 外壁塗装全体の施工後。建物全体が明るく蘇り、街並みに調和する上品な外観に仕上がった様子。

【江戸川区 外壁塗装】ひび割れ補修で防水性を回復!ライトベージュで上品に生まれ変わったM様邸

外壁塗装
江東区 外壁塗装助成金 2025年最新版のアイキャッチ画像。最大20万円の補助が受けられる条件や申請方法を解説した記事用。

江東区 外壁塗装 助成金ガイド【2025年最新版】

2025.10.2
コンクリート外壁のピンホール補修作業。タッチアップによる細部まで丁寧な施工の様子。遮熱外壁専門店・山本。

【施工レポート】コンクリート外壁のタッチアップ作業|ピンホール補修の重要性

外壁塗装
2025.10.10
屋上防水の上塗り完了後の仕上がり写真。遮熱外壁専門店・山本による丁寧な施工。

【現場レポート】屋上防水の上塗り完了!雨漏りから建物を守る最終工程

屋上防水 現場
2025.10.9
鉄骨の下塗り作業中の様子。ケレン後に防錆下塗りを丁寧に施工している現場風景。遮熱外壁専門店 山本。

【現場レポート】鉄骨の下塗り作業を行いました|仕上がりを左右する大事な工程

外壁塗装
2025.10.8
バルコニー防水工事のビフォーアフター写真。劣化した塗膜を下地処理し、ウレタン防水で鏡のように仕上げた施工例。遮熱外壁専門店・山本による丁寧な施工。

【現場レポート】バルコニーの防水工事を行いました!ウレタン防水で見違えるようにきれいに

外壁塗装 現場
2025.10.7
外壁塗装

【施工レポート】コンクリート外壁のタッチアップ作業|ピンホール補修の重要性

コンクリート外壁のピンホール補修作業。タッチアップによる細部まで丁寧な施工の様子。遮熱外壁専門店・山本。

目次

こんにちは、1級塗装技能士の山本です。

今日はコンクリート打ちっぱなし風の外壁で、タッチアップ(部分補修)作業を行いました。

「タッチアップって何?」と思われる方も多いかもしれません。
簡単に言うと、外壁の小さな穴や欠け、ひび割れを丁寧に埋めて補修する作業のことです。

地味な作業に見えますが、これをやるかやらないかで、塗装の仕上がりと耐久性が大きく変わるんです。

コンクリート外壁に見られる「ピンホール」

今日施工したお宅の外壁を見ると、表面に小さな穴がポツポツと開いていました。
これを「ピンホール」と言います。

ピンホールは、コンクリートを打設する際に空気が閉じ込められてできる小さな気泡の跡。
新築時からあることも多いですが、経年劣化で広がったり、新たにできたりすることもあります。

「小さい穴だし、そのまま塗っちゃえばいいんじゃない?」

そう思われるかもしれませんが、これが大きな間違いです。

ピンホールを放置するとどうなる?

ピンホールをそのままにして塗装すると:

・穴に水が溜まり、内部に浸透
・冬場に凍結・膨張してひび割れが拡大
・塗装が剥がれやすくなる
・コンクリート内部の鉄筋が錆びる原因に

特に江東区のような沿岸部は、湿気や潮風の影響で劣化が進みやすい環境。
小さな穴でも、きちんと処理しておかないと数年後に大きなトラブルになります。

タッチアップ作業の流れ

① 下地の清掃
まずは、補修箇所の汚れやホコリをしっかり除去します。

ブラシでゴシゴシ…というのは昔の方法。
今日はエアブローで細かい粉塵まで飛ばしてから、ウエスで拭き取りました。

「こんなに丁寧にやるんですね」とお客様に驚かれましたが、この下地処理が甘いと補修材がすぐに剥がれてしまうんです。

② ピンホールの補修
次に、専用の補修材を使ってピンホールを一つ一つ埋めていきます。

ここで使うのは、コンクリートと相性の良い微粒子フィラー。
細い刷毛で丁寧に穴の奥まで充填していきます。

大きな穴には何度かに分けて充填。一度に厚塗りすると乾燥時に収縮してへこんでしまうので、薄く何層にも重ねるのがコツです。

20年この仕事をやってきて、「ちょうどいい量」が手の感覚で分かるようになりました。
多すぎても少なすぎてもダメ。これが職人の技ですね。

③ ひび割れの処理
ピンホール以外にも、細かいひび割れ(ヘアクラック)が何本か走っていました。

幅0.3mm以下の細いひびでしたが、これも放置すると広がる可能性があるので、しっかり補修。

クラック専用の充填材を使い、ひび割れの奥までしっかり入れ込みます。
表面だけ埋めても意味がないので、しっかり押し込むのがポイントです。

④ 平滑化
補修材を塗った後は、周囲の壁面と段差ができないように平滑に仕上げます。

ヘラで丁寧にならして、乾燥後にはペーパーで軽く研磨。
触ってもほとんど分からないレベルまで仕上げました。

コンクリート外壁のピンホール補修作業。タッチアップによる細部まで丁寧な施工の様子。遮熱外壁専門店・山本。

「手抜き業者」はここを省く

実は、このタッチアップ作業、手抜き業者が真っ先に省く工程なんです。

なぜかというと、時間も手間もかかるのに、パッと見では分からないから。

「小さい穴だし、塗っちゃえば目立たないでしょ」
「ひび割れも塗装で隠れるから大丈夫」

そんな感覚で適当にやってしまう業者も、残念ながら存在します。
でも、数年後にどうなるか…想像できますよね。

お客様とのやり取り

作業中、お客様が「そんなに細かくやってもらえるんですね」と声をかけてくださいました。

「前に別の業者に外壁塗装を頼んだときは、こういう細かい作業はなくて、いきなり塗り始めたんです。だから3年で塗装が剥がれてきちゃって…」

お話を聞くと、以前の業者は下地処理をほとんどせず、見積もりも安かったそうです。

「安いのには理由があるんですよね。今回はしっかりやってもらえて安心しました」

そう言っていただけて、本当に嬉しかったです。

ドローン点検で見えない劣化も発見

ちなみに、今回の補修箇所は、事前のドローン点検で細かくチェックしていました。

人の目では見えにくい高所や、細かいひび割れも、ドローンの高精度カメラならしっかり確認できます。

撮影した映像をお客様にお見せしながら、「ここは補修が必要」「ここはまだ大丈夫」と正直にご説明しています。

必要のない工事まで勧めることは絶対にしません。
それが、1級塗装技能士としてのプライドです。

「見えない部分」が一番大事

タッチアップのような下地処理は、完成したら見えなくなる部分です。

でも、この「見えない部分」にどれだけ手間をかけているかが、5年後、10年後の結果を左右します。

私たちは、その「見えない部分」こそ手を抜かない。
それが、親子三代続けてこられた理由だと思っています。

外壁の劣化、気になっていませんか?

「うちの外壁、小さな穴がたくさん開いてる…」
「ひび割れが気になってる…」
「前に塗装したけど、もう剥がれてきた…」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ドローンでの無料点検も行っています。

1級塗装技能士の私、山本が直接お伺いして、しっかり診断いたします。

江東区の助成金についてもご相談に乗りますので、お気軽にどうぞ。

それでは、また次回!

遮熱外壁専門店
一級塗装技能士 山本